売却依頼後、売主がするべきことまとめ-囲い込み対策~ラッピングまで

売却依頼後、売主がするべきことまとめ-囲い込み対策~ラッピングまで

 

 

売却依頼後、売主がするべき 4つのこと

不動産会社にあなたの大切な不動産の販売を任せる媒介契約を結んだら、「はい、任せました。」「任されました。」で終わらないでください。

買取・仲介どちらの場合も主役は売主と買主です。
仲介業者はあくまで仲介です。
実際不動産トラブルで裁判になった場合など売主責任と仲介業者の仲介責任では売主責任の方が責任が重い判例もでてます。
では何度も取引している人ならまだしも、初めての売買や久しぶりの売買ならどうしたらいいのか?
大丈夫です。任せられる方を探しましょうその上で、
下の4つ行ってください。

◯あなたの物件はどうアピールされているか。確認してください。

◯囲い込みがなされてないか。確認してください。

◯つけた価格が適正なのか。確認してください。

◯あなたの不動産をできる限りのラッピングしてください。

あなたの物件はどうアピールされているか。確認してください。

どのようにあなたの不動産が露出されているのか?を確認してください。
デパートに置き換えてお考えいただければわかりやすいかと思います。
もしあなたがデパートに買い物に行った際に、靴が乱雑に並べてあれば、価値がないものと判断するのではないでしょうか?
弊社は高島屋・藤井大丸の近くにあるためフラフラと眺めに行くのですが、そんな陳列はされていないです。活気のある店内と姿勢の良い販売さんと販売のための陳列がなされてます。
あなたの住宅はどうアピールされていますか?
まずはポータルサイトをご覧になってください。
全てのポータルサイトに掲載する必要はないものと考えられます。
ポータルサイトとは『SUUMO・at home・HOME’S』など多くの不動産会社が物件情報を掲載するサイトです。
お家を真剣にお探しのお客様は見つけだすはずです。今の主要のポータルサイトには自動メール機能もついてますので、エリアでお探しの方などはエリア内に希望の物件が出てきたら決まった時間に最新の物件情報を手に入れています。
しかしポータルサイトによって顧客層が違うのには注意が必要です。
各ポータルサイトのカラーはありますが。あなたの任せた物件が掲載ポータルサイトのカラーにあってなければ苦戦するかもしれません。
デパートでも婦人服や紳士服など目的によってわかれているのと同じ構造です。
それ以上に大事なことは陳列がしっかりされているか。
あなたの不動産の良さを十分に発揮されているか。
オススメポイントが入っているか。訴求力のある文言になっているのか?
また写真などもしっかり入っているか?
時々天気の悪い日に撮ったのか暗い外観写真をそのまま掲載しているページなどもあります。
買い手側はこんな外観を写真を見て欲しいと考えてくれるのか?
会社によっては写真撮ってUSBデータで持って行きたくなるほどヒドイときもあります。
暗い写真を持って
「反響ないから売れない。値段下げましょう」とか言われた時には怒っていいです。
サンライフ学園前(室内)
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アピールに不満があれば売主から有益情報を渡す

もし、そんなお話ができると不安でしたらご自身で写真を撮って頂いても良いかと思います。
夕方の眺望が素晴らしいのであればお撮りしてお送りしてはいかがでしょうか?
周辺環境でよい散歩コースがあれば写真を撮ってもよいですし、桜のきれいなポイントが近くにあるのでしたら春に撮った写真を不動産会社にも渡していただいてもよいと思います。
もしかしたらその眺望の写真が気に入る方が出てくるかもしれません。
不動産会社も地域のことは詳しいですが、住まないとわからないことも多くあります。 実際に住んだら「こんな感じ」なんだとお伝えいただくのは買い手側にとっては有益な情報です。
画像でお伝えいただけることなら買い手側にお伝えください。
買い手側からしたら売主様からいただける真実の安心できる情報です。
でもプロである業社にそんなこと言って良いのか??
「はい。いいです。」
ほとんどの業社さんは喜んでいただけます。
もし嫌がる業社がいれば、どんな理由かはその業者を観察していただければわかるかと思います。別のことを狙ってます。
残念ながら協力的でないその業者さんはあなたの味方ではないです。

 

囲い込みがなされてないか。確認してください。

不動産会社の囲い込みということを聞いたことがありますでしょうか?
「囲い込み」問題
2013年10月に東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が「登録物件の正当な事由のない紹介拒否行為の禁止」(囲い込みの禁止)を明文化し、その後近畿不動産流通機構(近畿レインズ)は2014年5月に規定を改定しましたが、2015年4月にビジネス誌によって「囲い込み問題」をかなり具体的に報道しました。この報道は主に東京でのデータをもとに報道されましたが、京都も?と疑っってしまいます。
「個人の売り手が泣きをみる」囲い込みです。
これには近畿不動産流通機構が動いてくれてます。
自衛方法ができました。その方法は近畿レインズ下記図の部分より業者にパスワードを発行していただき、こちらからパスワード入力いただくとどう登録されているか。他業者がすぐ情報を出せるようになっているか。
を確認できるようになっています。

販売価格が適正か?ご確認してください。

こちらは販売開始後1か月後程度でよいかと思いますが、
販売が苦戦しているようでしたら理由を確認しましょう。
まず①アピールが十分されているか? ②近畿レインズに載せられているか?
どちらもできている場合は買い手側に認知された上で、苦戦している可能性があります。
◇反響数や内覧数
◇ポータルサイトのアクセス数(詳細ページ閲覧数)
◇不動産会社の意見
のデータを集めていただいてはいかがでしょうか?
もし可能でしたら今月成約した物件のポータルサイトのアクセス数と比較すればこのままでも売れそうなのか。お考えいただけると思います。

ラッピング:不要な荷物は処分しましょう!

ラッピングとは小奇麗にすること・いいニオイにすることとお考え下さい。
引越しするときに捨ててしまおうと考えている疲れたソファーなどは販売開始を目途に捨ててしまっても良いかもしれません。

買主が購入を真剣に考えはじめるとソファーに下に大きな傷があるのか?と疑心するのが普通です。
処分が決まっている荷物は処分してしまいましょう!

 引越しの時に捨てるのではなく、販売の時に捨てて広く見せましょう!! 
もし、あなたがお住まいのまま販売される場合、正直小綺麗にしているかで値段違います。子供さんがいて荷物が多すぎるときなどもあります。
クローゼットの中に押し込んででも部屋をできるだけ広く見せる努力してください。
不動産の営業しているときこのこと言いにくかったです。
営業も本心では小綺麗にした方が高く売れると思ってます。
できるだけでいいです。
正直価格変わって来る可能性高いです。

ラッピング:いい香りにしよう!

またよく忘れがちな点ですが、
匂いです。こちらは空き家でも匂いがありますので、空き家でも居住中でもご検討ください。
どんな家にも匂いはあります。が、やはり匂いが悪くないところは悪くない価格で売れます。この辺りは女性の方がよく気づかれます。
自分の家は慣れた匂いですので気づかれませんが、匂いはあります。
高いものでなくてよいので芳香剤をご準備いただき、香りのコントロールをしていただくとよいです。

ラッピング:美装リフォームをしよう!

あとはラッピングの代表ですが、販売のためのリフォームです。
こちらはどこまでするべきなのかも含め任せる不動産会社とご相談ください。

 

可能であればですが、壊れたままの状態では高く売れません。

どこから相談すれば??

今の販売している会社が不安、、、そんな時は無料でプロに相談しましょう
「京都」を知りつくし、不動産知識も豊富な優秀な京都の地元の不動産会社に無料でご相談しましょう。

ご本人や近しい親族以外の他人が所有している不動産への査定ご利用は、お断りさせていただいております。

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