引き渡しの時、掃除する？　引き渡しの時、草刈りする？

引き渡しの時、掃除する？　引き渡しの時、草刈りする？

こんにちは。
この記事には個人的意見も含みます。ご了承ください。

Q : 仲介で個人さんにお家をお譲りする際にお掃除していくべきなのか？

お悩みの方もいらっしゃるかと思いましたので、記事にさせていただきます。
この記事をお読みな方はお取引（残代金支払日）を近日にお迎えになっておられる方が多いのではないでしょうか？お引越し前に確認ください。

不動産会社よりお聞きしている必要書類をご準備いただき、お取引が近づいてまいりました。不動産の担当とは色んな打ち合わせしているのに、担当さんより教えていただけないことになります。

私自身、営業時代にこの掃除して引き渡すのか？と相談いただいたのは10パーセントもなかったかと記憶しております。

私から「掃除していきますか？」と言うと、「掃除してください。」と取られかねないと感じてしまい、なかなかお聞きできませんでした。

もちろん、買主がリフォームを行う事が決まっているようでしたら、「掃除大丈夫です。買主様が見られる前にリフォームしてしまいます」
そんな場合はお伝えしておりましたが、、、

正直申しますと、

A : 軽くでいいので、掃除していただいた方がいいです。

銀行でのお取引後、買主は購入したお家を訪れます。
そこでの悪い印象はトラブルの火種になる可能性があります。

お家を訪ねた際に経年劣化の点はリフォームで直していただく必要があると意識していただいている方が多いのですが、臭いがでてしまうものには敏感です。
売主が生ごみを残しておくなんてことは稀なのですが、気づきにくいところに臭いがでてしまうものが残っていることが多いです。

営業の時は言えなかったことですが、コッソリとお引越し後、取引前に掃除していました。
車に室内掃除セットを忍ばせている営業は少なくないです。

しかし、水がすでに止まっている場合などはお手上げです。止まってなければ、トイレを洗剤多めで消毒を行い、臭いが上がってくることを避けます。

お引越し時代にお風呂の排水のところに髪の毛が残っていないか？
キッチンの排水バスケットに臭いが残っているものはないか？
再度ご確認ください。

買主様は気に入って、ここしかないとの想いでご購入されておられます。
ここでだまされた。気分悪いとなるとトラブルの火種になってしまうことがあります。

どちらの責めでもないようなことが起きてしまい、必要以上にイライラを募らせる買主もおられます。売主は急に言われてもと感じるかもしれませんが、「掃除をしない」事で買主に先制パンチをしてしまっているのは売主かもしれません。
不動産の営業はあなたに気を使って、「掃除してください」と言えないかもしれませんが、トラブルの火種になる可能性がある退出時の掃除は軽くでもおこなっていただいた方がよいです。

もともと自分のお家でしたので、案外注意しないと気にならない点だと思います。
ですが、お家のトラブルは避けられるものは避けましょう。

引き渡しの時、草刈りする？

また、似たお話でお庭の草刈りはどうしようというケースもあります。
こちらは契約時にどうするべきか。できないならできないとお伝えいただく必要があります。

不動産の慣例上は、残置物の撤去などの打ち合わせなどまではするのですが、上記に出てきました掃除や草刈りは書類化しません。

上記のお掃除に比べて草刈りは重労働な場合もありますので、お引越し準備などで忙しいなか売主はなかなか手が回らないところだと思います。

買主様のいらっしゃる所で言いにくければ、事前に不動産担当さんに「草刈りまではちょっと無理・・」とお伝えいただければ、お力になってくれるでしょう。

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